2008年11月12日
Posted by ママラ at 2008年11月12日16:59Comment(3)

ネタバレごめん!

ネタバレごめん!



ロシア映画『ラフマニノフ;ある愛の調べ』を観てきました。
超絶テクニックのピアニストにして、天才作曲家である
ロシアのセルゲイ・ラフマニノフの苦悩と愛のストーリー。

革命のロシアからアメリカに亡命してからのラフマニノフは、
カーネギー・ホールをはじめ、アメリカ各地の熱狂的ファンの前でのコンサートの大成功の裏で、
大移動を伴う、余りにも多忙なスケジュールのため、
精神的、肉体的に日に日に憔悴していき、新しい旋律が生み出せなくなっていた。

更に彼の魂を苦しめたのは、ロシアへの望郷の想い。
初めての交響曲を捧げた年上の女性、ロシア革命の女闘士との情熱的な愛の記憶。
更には、少年時代共に育った従妹との想い出の中心にいつもあったのは、
故郷に咲き乱れていた【ライラック】の花とその香り。

アメリカでの生活で、新しい曲が書けなくなったラフマニノフの魂を救ったのは、
あるご婦人から・・というだけで贈り主のわからないまま届き続ける【ライラック】の花束。
当時のアメリカでは入手が容易ではなかったと思われる、故郷ロシアの花。

彼の妻になった従妹の女性の、どんな時も彼を支え続ける強く寛容な愛が
ラフマニノフをよみがえらせたのでした。

映画の原題もズバリ “LILACS”


*ライラックの花束の贈り主、バラしてしまいました(^_^;)




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この記事へのコメント
おぉ~~~
こころの 調べ ですかぁ~~
良かったようですね(*^_^*)
Posted by 水芭蕉 at 2008年11月12日 20:37
水芭蕉さん

曲というよりストーリーを重視した作品でした。

フィクションも加えられてるとは言え、
「エエ話やなぁ~」という思いがしました(^^♪
Posted by ママラママラ at 2008年11月12日 23:13
ネタばれと書いても、あまり分かりません・・・・・
Posted by たつや at 2008年11月16日 22:58
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